手しごとのコラム

23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。

23. 私たちが積極的に考える

熱い夏でも、寒い冬でも、空調システムやエアコンを使えば、
季節に関係なく快適に過ごすことができる時代。

でも、こうした機械に極力頼らず、
「自然の力を取り入れて住まいの快適性を高める」
という考え方があることをご存じでしょうか。

それが近年、住宅業界でもよく耳にするようになった
「パッシブデザイン」という設計手法です。

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「パッシブデザイン」の「パッシブ」とは、
受動性や受け身といった意味を持つ単語。
"自然の力をそのまま住宅に取り入れる設計方法"を意味します。

芦葉工藝舎では、この「パッシブデザイン」に力を入れ、
自然の力を上手に利用した快適な住まいのご提案を続けてきました。

そもそも、日本人は昔から「パッシブデザイン」の達人です。

室内の温度や湿度、通風、採光などをコントロールする畳や土壁、
夏の強い日射しを遮り、冬の貴重なお日様の温もりを取り込む深い軒など、
その知恵は私たちの生活の中にも脈々と受け継がれてきました。

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環境問題やCO2削減などが注目されるよりもずっと前から、
自然のエネルギーとうまく向き合う方法を見出していたのです。

時代の変化と共に、環境やライフスタイルも多様化し、
こうした知恵と工夫を活かした家は少なくなりました。
それでも私たちは、現代のテクノロジーだけでなく、
先人たちの「パッシブデザイン」を大切にした家づくりに取り組んでいます。

さらに、太陽の熱を南面の屋根から家全体に取込む「そよ風」といった
自然エネルギーを活用する新しい技術も積極的に取り入れながら、
住まいと自然と暮らしの調和を目指しています。

- 記事リスト
45. 美しさや特徴を引き立てる、柾目のレッドシダー。
44. 大工と人との関係を深める、「こども大工さん」。
43. 暮らす人の心に寄り添う、現代の「床の間」。
42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。
41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。
40. 家と一緒に、季節を楽しむ。
39. 「和紙」の魅力、「壁紙職人」の腕。
38. 百年先まで続く価値を持つ「欅」の魅力。
37. 大工たちが"一番"に望むこと。
36. 家という"物"を大切に扱うために。
35. 人と大工の関係性が、郷土愛を育む。
34. "対話"ではじめる、大工の育成。
33. 思い出を、"思い返す時間"を楽しむ。
32. 住む人の愛情で変化する「家の寿命」。
31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。
30. 住むほどに、価値が磨かれていく家。
29. 技術を継承し、存在を伝え続けるために。
28. 千年を超えて受け継がれてきた日本の「黄金比」。
27. 思い出を活かし、想いを受け継ぐ。
26. 「家は道具である」という視点
25. 木の「個性」を見極める在来工法。
24. 目には見えない心地よさ。"素材感"を磨き抜く。
23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。
22. 家守として、地域のためにできること。
21. 伝統の技が息づく「現代の和室」。
20. 光を取り込む知恵と工夫。
19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。
18. コミュニケーションを育む「本棚」。
17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。
16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。
15. 風を感じて、家をつくる。
14. キッチンは"つくる場"から"過ごす場"へ。
13. 実用的に楽しむ、現代の土間。
12. 花を飾る。季節と暮らす。
11. 庭の景色と、家づくりの関係性。
10. 家具から家を考える、ということ。
9. 新年を迎えるかたち。
8. 年末の大掃除と、日頃のお掃除の関係。
7. 霜降の季節に寄せて・・・暖かな家づくりと、薪ストーブの話。
6. 「上棟式」という特別な時間。
5. 私たちが地鎮祭(じちんさい)を大切にする理由。
4. 大工として神社の仕事に関わるということ。
3. 幸手の桜・権現堂桜堤
2. 「現代の家守り」を目指して。古くて新しい挑戦。
1. 新ブランド『芦葉工藝舎』について