コラム

42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。

42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。

建具(たてぐ)とは、空間を仕切るための道具のこと。
障子や襖、窓などの開口部や、収納棚などに取り付ける、
家づくりにとって大事な要素のひとつです。

現代では、建具のメーカーが増え、既製品を使う機会も多くなりましたが、
芦葉工藝舎では、昔からずっと職人の手でつくり続けています。

建具は、その家に住む人が日々の生活の中で最も多く触れるところ。
出かけるとき、空気を入れ換えるとき、部屋と部屋を行き来するとき......
身近な存在だからこそ、その家の表情や住む人の動作を決める、
大切な要素だと考えています。

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お客様の好みや家全体の相性まで見極めて取り付けた建具は、
住む人々の手に触れていくうちに、だんだんと表情を見せるようになります。
例え、似たデザインの建具が他にあろうと、
その家に馴染むほど、唯一無二の存在になっていく......
反面、もしも家との相性が合っていなければ、
日々の暮らしやその家全体の印象も大きく変わってしまうでしょう。

だからこそ、私たちは建具を配置する場所やサイズ、
素材や色までしっかりと見極めた上で、
一つひとつ丁寧に仕上げてきました。

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伝統的な焼き物を取っ手に使用したり、
好きな色のステンドグラスを差し込んでみたり、
組み子で伝統的な幾何学模様を表現してみたりと、
職人の手仕事だからこそ、さまざまな工夫ができます。

住む人との相性が良いほど、
建具はその人の手や生活にしっくりと馴染みます。
また、部屋の風景も豊かになり、
日々の暮らしがより充実したものになるでしょう。

家づくりをされる際は、ぜひ建具にも注目してみてください。
その家に合わせた、最良の建具をご提案させていだきます。

- 記事リスト
43. 暮らす人の心に寄り添う、現代の「床の間」。
42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。
41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。
40. 家と一緒に、季節を楽しむ。
39. 「和紙」の魅力、「壁紙職人」の腕。
38. 百年先まで続く価値を持つ「欅」の魅力。
37. 大工たちが"一番"に望むこと。
36. 家という"物"を大切に扱うために。
35. 人と大工の関係性が、郷土愛を育む。
34. "対話"ではじめる、大工の育成。
33. 思い出を、"思い返す時間"を楽しむ。
32. 住む人の愛情で変化する「家の寿命」。
31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。
30. 住むほどに、価値が磨かれていく家。
29. 技術を継承し、存在を伝え続けるために。
28. 千年を超えて受け継がれてきた日本の「黄金比」。
27. 思い出を活かし、想いを受け継ぐ。
26. 「家は道具である」という視点
25. 木の「個性」を見極める在来工法。
24. 目には見えない心地よさ。"素材感"を磨き抜く。
23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。
22. 家守として、地域のためにできること。
21. 伝統の技が息づく「現代の和室」。
20. 光を取り込む知恵と工夫。
19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。
18. コミュニケーションを育む「本棚」。
17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。
16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。
15. 風を感じて、家をつくる。
14. キッチンは"つくる場"から"過ごす場"へ。
13. 実用的に楽しむ、現代の土間。
12. 花を飾る。季節と暮らす。
11. 庭の景色と、家づくりの関係性。
10. 家具から家を考える、ということ。
9. 新年を迎えるかたち。
8. 年末の大掃除と、日頃のお掃除の関係。
7. 霜降の季節に寄せて・・・暖かな家づくりと、薪ストーブの話。
6. 「上棟式」という特別な時間。
5. 私たちが地鎮祭(じちんさい)を大切にする理由。
4. 大工として神社の仕事に関わるということ。
3. 幸手の桜・権現堂桜堤
2. 「現代の家守り」を目指して。古くて新しい挑戦。
1. 新ブランド『芦葉工藝舎』について