手しごとのコラム

15. 風を感じて、家をつくる。

15. 風を感じて、家をつくる。

梅雨が明け、気温が一気に上昇しはじめると、
いよいよ夏本番です。

冷房器具を使う頻度が増える時期ですが、
健康や自然環境のことを考えると
あまり使いすぎるのは考えもの。

芦葉工藝舎では木材や土壁、和紙などの
自然素材を活かして室内の調湿を促すと同時に、
「風の流れ」という自然の息づかいを
設計に取り入れることで、
夏でも快適に過ごせる家をご提案しています。

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長年、幸手・久喜エリアで家をつくり続ける私たちは、
風が吹く方角から季節の移り変わりを感じてきました。

同じ造りの家を建てたとしても、
地域が違えば風の通り方はまったく別物。
そのことを知っているからこそ、
設計前には必ず建設地へ足を運び、
風の流れや日光の当たり方、
周囲の環境を把握することからはじめます。

日光の角度や周囲の環境も踏まえた上で
風の流れを掴み、設計を進めていく......
それが、昔から変わらない芦葉工藝舎のスタイルです。

また、先人から受け継いできた「田の字」型設計も、
風の通り道をつくる上で欠かせない工法のひとつ。

「田の字」とは部屋と部屋を
引き戸や障子で仕切った間取りのこと。

引き戸を開けば家中どこにいても風を感じられる
昔ながらの設計方式です。

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風の流れと先人たちの知恵。
このふたつをお客様の理想と組み合わせて、
現代らしい建築スタイルを構築してきました。

新しい住まいを設計する際には、
その家に吹く風の性質や
周囲との調和をきちんと見極めた上で、
夏でも快適に過ごせる空間をご提案させていただきます。

- 記事リスト
45. 美しさや特徴を引き立てる、柾目のレッドシダー。
44. 大工と人との関係を深める、「こども大工さん」。
43. 暮らす人の心に寄り添う、現代の「床の間」。
42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。
41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。
40. 家と一緒に、季節を楽しむ。
39. 「和紙」の魅力、「壁紙職人」の腕。
38. 百年先まで続く価値を持つ「欅」の魅力。
37. 大工たちが"一番"に望むこと。
36. 家という"物"を大切に扱うために。
35. 人と大工の関係性が、郷土愛を育む。
34. "対話"ではじめる、大工の育成。
33. 思い出を、"思い返す時間"を楽しむ。
32. 住む人の愛情で変化する「家の寿命」。
31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。
30. 住むほどに、価値が磨かれていく家。
29. 技術を継承し、存在を伝え続けるために。
28. 千年を超えて受け継がれてきた日本の「黄金比」。
27. 思い出を活かし、想いを受け継ぐ。
26. 「家は道具である」という視点
25. 木の「個性」を見極める在来工法。
24. 目には見えない心地よさ。"素材感"を磨き抜く。
23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。
22. 家守として、地域のためにできること。
21. 伝統の技が息づく「現代の和室」。
20. 光を取り込む知恵と工夫。
19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。
18. コミュニケーションを育む「本棚」。
17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。
16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。
15. 風を感じて、家をつくる。
14. キッチンは"つくる場"から"過ごす場"へ。
13. 実用的に楽しむ、現代の土間。
12. 花を飾る。季節と暮らす。
11. 庭の景色と、家づくりの関係性。
10. 家具から家を考える、ということ。
9. 新年を迎えるかたち。
8. 年末の大掃除と、日頃のお掃除の関係。
7. 霜降の季節に寄せて・・・暖かな家づくりと、薪ストーブの話。
6. 「上棟式」という特別な時間。
5. 私たちが地鎮祭(じちんさい)を大切にする理由。
4. 大工として神社の仕事に関わるということ。
3. 幸手の桜・権現堂桜堤
2. 「現代の家守り」を目指して。古くて新しい挑戦。
1. 新ブランド『芦葉工藝舎』について