国道4号線沿いのお店です。
白い台形の箱が2つ『大きな空間をもつ箱』と『閉鎖的な小さな箱』
その二つの箱が同じ勾配の屋根で重なり合い、
木格子と白壁の逆3角形の先に吸い込まれるように入り口の木製建具があります。
入口の格子から、吹抜けの客室スペースの格子へと意匠は連鎖し、
木質の温かさを感じる空間となっています。
大きな白い箱と小さな箱を結ぶようにウッドデッキが敷込まれ、
(室内+外)の広がりの感覚を外側まで引き出す演出となっています。
室内は『白』『黒』『木色』『赤』シンプルに鮮やかに選色しました。
照明光が各色の明暗を浮び立てる空間の光の効果を考えてみました。
そして、ひときわ目を引くのは店内に溶け込む鮮やかな料理の数々です。
- [所 在]
- 埼玉県幸手市
- [延床面積]
- 72.87m²(21.90坪)
- [工 法]
- 手刻み・在来軸組み工法1階建