101.「軒」を深くすることで生まれる、優雅な佇まいと快適な暮らし。
近年はフラットなキューブタイプの住宅も増えてきましたが、
日本の家づくりにおいて「軒」は欠かせない存在。
特に大きくて立派な建物ほど、深い軒が必要だと考えています。
軒には、さまざまな効果があります。
深くするほど雨水から家を守ることができますし、
日差しの入る角度に合わせて設計すれば、
朝日など気持ちのいい太陽の光を家の中に取り入れつつ、
日中や夕暮れの強い日差しを遮ることも可能です。
また、軒があることでその下に風の通り道が生まれ、
家の中へ新鮮な空気を送り込んでくれるというメリットもあります。
梅雨の時期や猛暑が続く夏は特に、軒の効果をより実感できるはず。
軒下で家族とBBQやプールを楽しんでいる方も、ときどきお見かけします。
そしてもうひとつ。
遠くから見ても十分に伝わる立派な佇まいも、
深い軒が持つ魅力ではないでしょうか。
ゆったりと流れるようにつくられた深い軒は、
それだけで建物全体を優雅に魅せてくれるもの。
庭の景色との相性まで考えてつくられたその造形美は、
いつまでも見飽きることのない魅力があります。
「街中で深い軒のある家を見かけ、高級感のある雰囲気に惹かれた」
「芦葉工藝舎のギャラリーのような軒のある家にしたい」
と、軒をきっかけにお付き合いが始まるお客さまも少なくありません。
芦葉工藝舎なら、土地の広さやご予算に合わせて
その家にいちばん似合う軒の提案が可能です。
過去に手がけた事例もご紹介できますので、
興味のある方はお気軽にご相談ください。