103.宿泊施設やオフィスビルが、「木」でつくられる時代へ。
古来より、日本の建築物は「木」でつくられてきました。
日々の生活を営む家屋はもちろん、
世界遺産として名高い京都の五重塔や清水寺、
世界最大級の木造建築としても知られる奈良の東大寺など、
あらゆる規模の建築物が木造によって生み出されてきたのです。
昭和の時代からは技術の進化やニーズの変化によって
鉄筋コンクリート造りの建物が一気に増加。
商業施設、高層マンション、オフィスビル......
大規模な建築物ほど、木造のイメージは持たれなくなっていました。
しかし今、再び木造建築に関心が寄せられているのをご存じでしょうか。
例えば、東京オリンピックの開催に合わせて建設された国立競技場。
施設内外の一部が木造で設計され、その美しさが人々の注目を集めていました。
他にも、宿泊施設や教育施設、オフィスビルなど、
さまざまな大規模建築物に木造が採用されてきています。
木材へのニーズが高まるということは、それだけ多くの木が植えられ、
CO2を吸収してくれる森林が育っていくということ。
さらには、鉄筋コンクリートの生成時に発生する
CO2の量が減らせるという効果も期待できます。
このように木造建築は建築的な美しさの面でも環境配慮の面でも、
どちらにもより良いメリットを与えてくれるのです。
木造建築の技術を常に磨いてきた芦葉工藝舎にとって、
木の美しさや価値が社会に再確認されるのは、この上ない喜び。
私たちが磨き続けてきた木組みの技術と知識を活かせば、
住宅以外にも、施設や店舗、旅館、倉庫など、
あらゆる用途・規模の木造建物を手がけることが可能です。
お客さま自身の住まいはもちろん、
中規模・大規模な建物のご相談も随時お待ちしています。
自然が生み出した木の温もりを、
最も美しく魅せる方法をご提案させていただきます。