お客さまの声

002.家族の理想をとことん実現。「幸手のガレージハウス」ができるまで。

002.家族の理想をとことん実現。「幸手のガレージハウス」ができるまで。

神奈川県川崎市の賃貸マンションに、家族4人で暮らしていたAさま一家。お子さまたちが成長し、住まいに対する考え方が少しずつ変化する中で、ご主人の実家の敷地内に新しい家を建てることを決心されたそうです。Aさまご家族が「幸手のガレージハウス」を完成させるまでの軌跡を、辿りたいと思います。

「憧れの暮らし」を考えることで見えてくる、本当にほしい住まい。

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「家を建てるなら、木の家がいいと考えていました」と、話しはじめてくださったのは奥さま。ご主人と「家を建てる」という話をする以前から、CMなどのメディアで見かける木の家の雰囲気に惹かれていたのだとか。

「子どもたちも大きくなってきたし、ここからさらに別の賃貸マンションへ引っ越すよりは、もう自分たちの家を建ててしまおう!と思って」そこから、Aさまご夫婦の行動は早かったそうです。

「普段からSNSやインターネットを見るのが好きなので、家を建てると決めてからは"幸手市 木の家"という感じで検索していろいろ調べていました。芦葉さんのことも、はじめは検索で知って」と、奥さま。

「最初は大手メーカーの住宅展示場なども見に行ったよね。一度、とあるメーカーさんにも相談して、図面も出してもらって」と、ご主人も続きます。

そこで提案された図面を見たときの感想は、「想定内」だったとか。

「予算や条件があるので当たり前ですけど、CMを見て憧れていた家とはほど遠い、一般的な家だったんです」と、奥さま。そういうものだと感じる一方で、どこか少し違和感もあったそう。

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また、当時はちょうど、同世代のご友人も家を建てはじめていた時期。何人かに話を聞いてみると、"担当者が転勤になってしまった""修繕やメンテナンスなどを頼んだときの連携がうまくいかない"といった声が聞こえきたそうです。

「いろいろと考えた結果、うちは地域密着型の工務店がいいねという話になったんです。距離が近ければ、完成後に何か問題が起きてもすぐに対応してくれるだろうし、ずっと同じ人が担当してくれそうだなと。それに、芦葉さんのことは主人の両親も存在を知っていたんですよ。それもあって、より身近な感じがしました」

早速、芦葉工藝舎のギャラリーを尋ねたところ、大手メーカーとはまったく違う対応だったと、Aさまご夫婦は言います。

「とにかく、ヒアリングにすごく時間をかけてくれる印象でした。相談したときも、最初に"じっくり考えて書いてください"とプランシートというものを渡されたんですよ。どんな家にしたいのかとか、どういう空間がほしいかとか、今まで住んでいた家のよかったところ、よくなかったところ......ずいぶん細かく書いたよね」

「そうそう。キッチンが真ん中にほしい、吹き抜けがほしい、和室がほしい、明るい感じの家に住みたい......"実現できるか、できないかはとりあえず置いておいて、自由に書いてください"と言われて本当に好き放題書いたけど、割とイメージ通りの家になっているよね」と、当時を振り返るAさまご夫婦。

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「プランシートはすべてのお客さまに書いていただいます。長い方だと、1ヶ月以上お時間をかけてくれることもあるんですよ。想いを叶えた家をつくるためにも、プランシートの情報はとても大切なもの。ご家族がこれからの暮らしについて考えをまとめる機会にもなりますし、私たちがその想いを知らないままだと、やっぱりどうしてもある程度決まったパターンの提案になってしまいますからね」と、同席した芦葉工藝舎のスタッフは言います。

何度もヒアリングを重ね、ようやく完成した図面と模型。家のタイトルは「幸手のガレージハウス」だったそうです。

「仕様などの説明を聞いて、不満とか、想定内っていう感覚がまったくなかったんですよね。むしろ、"これでお願いします!"という感じでした」と、奥さま。

アウトドアも、DIYも。家の中だからこそ、気楽に、存分に。

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「実は、屋根のあるガレージは私たちが最初から要望していたわけではないんです。図面を見せてもらったときに芦葉さんから"Aさんの家にはこれが必要なんですよ"と言われて、そうなのかと(笑)。でも、いざ暮らしてみると、あってよかったと思いますね。雨の日でも、屋根があるから濡れずに家の中へ入れるし、自転車もここに置けるし、すごく便利なんです。ガレージには、バーベキューやキャンプなどで使うアウトドアアイテムを入れています」と、ご主人。

休日は、庭で家族とバーベキューをして楽しむことも多いと話すAさまご夫婦。でも、実はご主人、以前はどちらかと言えばインドア派だったそうです。

「やっぱり、"自分たちの家"だと思うとあれこれ興味が沸いてくるんですよね。芝生を少しずつ自分たちで増やしたり、家庭菜園のコーナーをつくったり、子どもたちが遊べるように砂場もつくったりと、完成してからもいろいろ楽しんでいます」と、ご主人。なんと、家族専用の自転車置き場も、ご主人のお手製なのだとか。

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庭を見渡すと、子どもたちの遊び道具がところどころに置かれているなど、家族みんなで、庭で過ごす時間を楽しんでいる様子が伝わってきます。

「すぐ隣は実家だし、このあたりの土地の人は主人や義両親たちの昔からの知り合いばかり。子どもたちが外で遊んでいても安心なんですよね」と、奥さま。

お子さまたちは、コロナ禍の影響もあり、ここしばらくは外に出て自由に遊ぶことに制限がかかっていたそう。でも、家の敷地内ならそんな心配も不要。思いっきり、心ゆくまで遊べるから助かっていると、Aさまご夫婦は微笑みます。

思い描いた通りの家で、家族と暮らす喜びに満ちた日々を。

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Aさまご家族の住まいは、1階は客間としても使える和室と、リビング、キッチン、バスルーム。2階は子ども部屋が2つと寝室という構造になっています。家族の憧れがつまった家の、住み心地についても聞いてみました。

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「すごくいいです。やっぱり、木の雰囲気が心地よいですね。それから、和室とは別にリビングの奥に3畳ほどの畳スペースをつくってもらっているんですが、これが快適で。ちょっと寝転がりたいなと思ったときや洗濯ものをたたむとき、軽い運動としてヨガをするときなども、便利なんですよ」と、奥さま。

畳スペースの窓をのぞくと、豊かな田んぼが一面に。和の雰囲気にもピッタリな景色が広がっています。

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「吹き抜けや窓などは、日差しが家の中に入る角度を計算してくれているそうで、いつも明るいんですよ。夏は多少暑さを感じますが、窓を開ければ、風がしっかりと抜けてくれるから気持ちがいいですね」

また、この家には「そよ風」というソーラーシステムも導入されているのだとか。

「太陽熱など自然のエネルギーを取り込み、家の中の温度を調整してくれるものですが、思った以上に快適ですね。つけてもらってよかったなと思います」と、ご主人。

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「キッチンもお気に入りです。低い作業台が苦手で、一般的なものよりも5cm程度高くしてもらっているんですよ。そういう細かいところも対応してもらえて、すごく助かっています」と、奥さま。

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続いて、バスルームも見せていただきました。

「芦葉さんのギャラリーで見たのがきっかけで、壁をヒノキにしてもらったんです。入るたびにヒノキの香りを感じて、入浴の時間がすごく癒されます」浴室内は大きな窓もついて、まるで旅館の内風呂のような雰囲気です。

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また、建具や照明などの細かい仕様も、ほとんどが芦葉工藝舎の選定によるものだそう。こうした細やかな提案も、家族の好みや理想を最初にしっかりと把握しているからこそできること。「基本的に、提案されたものをそのまま使っています」と、ご主人が満足そうに教えてくれました。

建てている最中も、完成してからも。年々、深まる信頼関係。

さて、当初、Aさまご夫婦が気にされていた「完成後のアフターフォロー」。芦葉工藝舎の対応については、どう感じているのでしょうか。

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「本当にみなさん気持ちがいい方ばかり。建設中に顔をあわせれば、私たちはもちろん、義両親やご近所の方にも気持ちよく挨拶してくれるし、"中を見せてほしい"と言えばいつでも快く見せてくれたんです。安心して任せられるなと、家が完成する前からずっと思っていました。そのイメージは、数年経った今も変わらないですね」と、奥さま。

それを聞いて、芦葉工藝舎のスタッフは「ありがとうございます」と嬉しそう。

「幸手市内で、たまに芦葉工藝舎の大工さんを見かけたりもするんですよ。会ったら"あ、芦葉さん!"って気軽に話ができるから、困ったときも連絡がしやすいのかもしれないですね。これまでも、住んでいて不安に思ったり、困ったときなど、本当にどんなことでも"まず芦葉さんに連絡してみよう"となりました」と、ご主人。

「一度、主人が自分で外壁のメンテナンスを試みて大失敗したこともあるんですよ。そのときもすぐに芦葉さんを呼びました」という奥さまの言葉に、ご主人は少しばつの悪そうな様子です。

広くて快適な空間が、家族の距離を縮めるきっかけに。

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「新居に住みはじめてから、家族の距離感も近づきましたね。以前は、仕事で夜遅くに帰宅する日も多くて、子どもたちはもう眠っていて......という日常が当たり前でした。でも最近は、僕がリモートワークメインになって家にいる日が増え、子どもたちと過ごす時間もすごく増えたんです」と、ご主人。

「主人は最初、"老後は、幸手市内にある実家の敷地に家を建てて......"なんて話していました。そこで私が"だったら今でもよくない?"と返したのが、今回、家を建てる決め手になっているんです。その選択は大正解だったなと思いますね。何かあったときに義両親に子どもたちの面倒を見ていてもらえるし、子どもたちものびのびと楽しそうだし。毎日充実しています」と、奥さま。

おふたりとも、「芦葉さんに頼んでよかった」と満面の笑みを浮かべていました。

「家族の理想の暮らし」を改めて考えるきっかけにもなった、Aさまご家族の家づくり。「これからも、困ったことがあればお願いしますね」と話すご主人に、芦葉工藝舎のスタッフは「もちろんですよ、いつでもご連絡くださいね」と返していました。