設計士

芦葉工藝舎の空間へ足を踏み入れた瞬間、
「工務店」のイメージがぜんぶ変わった。

2021年度新卒入社 / 石川夢菜
取材日:2022.06

芦葉工藝舎に入社したきっかけ

芦葉工藝舎を知ったのは大学4年生の就職活動中。当時の私は、いわゆるハウスメーカーを中心に見ていました。就活イベントに参加したり、集団面接を受けたり……でも、どこもイマイチしっくりこなくて。そんなとき、他県の工務店で働く先輩から「ハウスメーカーよりも、工務店のような職場が向いているのではないか」とアドバイスを受けたんです。

その先輩が教えてくれたのが芦葉工藝舎でした。サイトを見てみたらつくっている建物がどれも素敵で。面接に行ってみたいと思い、コンタクトを取ったんです。

面接は今いるギャラリーで行われたんですが、とてもおしゃれな空間でBGMも流れていて、「かっこいい」というのが第一印象でした。私がそれまで抱いていた工務店のイメージとはまったく違っていて。対応してくれた社長も、面接というより自然な会話をするように話をしてくれて、その堅苦しくない空気感も印象的でしたね。

教育体制や社風について

芦葉工藝舎はたくさんの建築家とつながりがあります。だから私、入社当初はお付き合いのある建築事務所に行って勉強をさせてもらったんですよ。修業みたいな感じで(笑)。でも、それを終えてここに戻ってきた後はとにかく実践!「こっちもやってみて」「それもチャレンジしてみよう」と、とにかくいろんな業務を体験しました。

設計の仕事と言うとオフィスでのデスクワークをイメージする人もいるかもしれません。でも私は、現場への指示出しや発注をはじめ、現場監督に近しい業務をやることも多いですね。実際に担当している現場に行く日も結構あります。学生時代に抱いていた仕事のイメージとはちょっと違っていたかも。

でも、現場を知るのはすごく勉強になります。まだまだわからないことも多いですが、現場の棟梁や大工さん、協力業者の方にもいろいろ聞いたり教わったりしながら、ひとつずつ覚えています。みなさんいい方で、私が失敗しても必ずカバーしてくれるんですよ。一度、ミスを報告したときも「わかった!なおしとくね」と言われて。いつもすごく頼りになります。

成長を実感できたエピソード

「とにかくやってみる」という社風もあり、実務を通じて成長を感じることが多いですね。

例えば、学生の頃は現場が実際にどうなっているか、どんな風に作業をしているのかまったくわかっていませんでしたが、今はそれが具体的にイメージできるんです。

図面を書くときも「こうやった方が現場の人もつくりやすいだろうな」と考えられるようになったり、素材の厚みなどを考えたりしながら進められるようになってきました。

特に成長を実感できた瞬間が、建築士の問題集を見たときですね。私、大学在学中に建築士の勉強にチャレンジしていたんですが、当時は何を書いているのかがまったくわからなかったんです。問題文に出てくる単語がもうわからなくて、単語をひとつずつ調べて……というのを繰り返していました。でも、最近改めて問題集を開いてみたら、内容がスッと頭に入ってきたんですよ。「あ、わかる」って。それで今、建築士の勉強を再開し、資格の取得を目指しています。

求職者の方へメッセージ

私はまだ入社2年目に入ったばかりで、任された仕事をこなすのに精一杯。

先輩のような存在の方が新たに入ってきてくれたらいいな……とは正直思ったりもしますね。いろいろ教えて欲しい(笑)。

それから、社長も他のスタッフもみんなすごく気さくなので、もし求人に応募しようか悩んでいる人がいたら、「見学に行ってみたい」「話だけ聞いてみたい」という感じで連絡をしてみるだけでもいいんじゃないかなと思います。私が工務店に対するイメージが変わったように、実際に来てみることでいろいろわかることがたくさんあるはず。芦葉工藝舎が気になるという人がいたらぜひ、気軽に見学へ来てください。