お客さまの声

003.家族の希望をすべて叶えた先にある、至福な「おうち時間」。

003.家族の希望をすべて叶えた先にある、至福な「おうち時間」。

上の娘さんが小学生になり、自分一人でできることがふえてきたタイミングで見つけた、今の土地。それまで住んでいた実家からもほど近く、住むための条件もピッタリだった土地との出会いによって、Tさま一家の家づくりが本格化したそうです。「この家で過ごす時間がいちばん好き」そう語るTさま一家の家づくりの軌跡を、たどってみましょう。

遊びに行った家の空間に一目惚れ。それが、芦葉工藝舎との出会い。

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この家で暮らす前は、奥さまのご実家に住んでいたTさま一家。娘さんが小学生高学年になり、息子さんが幼稚園に入り......成長を感じる中で「自分たちの家を建てる」という選択肢が自然と出てきたそうです。

「最初は、ハウスメーカーなどを調べていたんです。その中で土地もいろいろ見るようになって......今の土地を見つけてから、具体的にどこに家づくりを頼むかを考えるようになりました」

そんなTさまご夫婦は、どのようにして芦葉工藝舎と出会ったのでしょうか。

「息子が通う幼稚園の同級生のお家に遊びに行ったんです。そこの施工が芦葉工藝舎で。木の感じとか、空間の雰囲気とか......とっても素敵だったんですよね。すぐに旦那にも話し、ギャラリーへ話を聞きにいきました」と、奥さま。

Tさまは以前、「お客さまの声」でご紹介したAさま一家とお知り合いだったそう。そのご縁がつながったということなのですね。

「芦葉工藝舎の印象は、"頼りになる"でした。経験豊富という感じで、僕たちの話を聞きながらいろんな提案をしてくれたんです。最初の打ち合わせが終わったときにはもう、夫婦共に"ここにしよう"と決めていました」と、旦那さまも当時を振り返ります。

理想の条件をとにかく提示。そのイメージがそのままかたちに。

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土地が決まり、建てる工務店も決まり......そこから家が完成するまで、どのようなやり取りがあったかも聞かせていただいきました。

「私は以前から、ガルバリウムの家に住みたいという憧れがあったので、まずはそれを第一条件に。他にも、キッチンの背面はすべて木の扉の収納にしたいだとか、テラスをつくりたい、パントリーをつくりたい、ウォークインクローゼットが欲しいとか。打ち合わせでは、思いつく限りの希望を話していました」

「僕は自分の書斎とトレーニングルームが欲しいということですね。あと、身長が186cmあるので、キッチンや洗面台などの高さを平均よりも少し高めに設定してもらっています」

奥さまと旦那さま、それぞれに思い描く理想の条件。空間を見渡すと、それがすべて叶っていることがわかります。

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また、同席した芦葉工藝舎のスタッフからは「ここのトレーニングルームはうちの事例集を見た方からも好評で、"うちもこれが欲しい!"というご要望が続出しているんですよ」との声が。

「本当ですか?嬉しいな。ちょうど、ここに住む少し前からコロナ禍になり、通っていたジムに自由に行けなくなってしまったので、つくってもらって本当に良かったです」と、旦那さま。

理想を貫いたトレーニングルームや、テレワークに適した書斎が、暮らしのアクセント。

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こちらが、旦那さまのこだわりであるトレーニングルーム。玄関から土間続きになっていて、ランニングマシンからダンベルなど、本格的なトレーニング器具がいくつも置かれています。

トレーニングの様子がくまなくチェックできる大きな鏡は、設置する位置や大きさについては何度も試行錯誤をされたそう。

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旦那さまのもうひとつのこだわりが、2階の書斎。コロナ禍以降、テレワークでの業務が中心になってからは、毎日ここで仕事をこなしているのだとか。業界の専門書が並ぶ本棚に、窓に向かって座れるよう設けられたデスク。2階からの景色を眺めながら作業ができるため、開放的な気分で過ごせるそうです。

「楽しかった!」の一言に尽きる、施工中のエピソード。

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完成するまでのエピソードは奥さまにとって「何度思い出しても楽しい思い出」だそうで、施工中のお話についても聞いてみました。

「スタッフのみなさんとは気軽に連絡が取り合える間柄だったので、気になったらすぐに"今から現場を見に行っていいですか"と聞いていました。いつも快く迎えてくれるんですよ」と、奥さま。

設計図を見ただけではなかなか読み取れないのが、実際の使い勝手。特に、旦那さまの身長が高いこともあり、天井の高さや階段の角度は何度も調整を加えたそうです。

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「階段は、実際につくってもらったときに見て少し圧迫感があったんです。それを現場で相談したら、棟梁の當間さんが"これで大丈夫かな""これならどうだろう"と、何度も角度を調整してくれて。上り下りがスムーズにできるよう仕上げてくれました」と、奥さま。

「書斎の机の高さや棚の位置も、現場で実際に見ながら相談させてもらいました。ほとんど最初の図面通りではあるんですが、意外とつくりながら変えてもらったところも多かったりします」と、旦那さま。

同席した芦葉工藝舎のスタッフも、それを聞いてとても嬉しそうな様子。

「棟梁や現場監督が施主さまと直接話してその場で対応するというのは、業界的にはなかなかないかもしれませんが、芦葉工藝舎ではむしろそれが当たり前になっていますね。職人すべて、お客さまと話すことを楽しみにしているので、何か相談されたらその想いに応えたくてはりきってしまうんですよ」

また、ランドリースペースやトイレなどの扉につけるガラスは、何種類もあるガラスの破片を奥さまが実際に枠にはめながら選んでいったそう。

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「これは現場監督の松本さんと一緒に選んだんです。これがいいかな、あっちはどうだろう!?それもキレイですね!と、ワクワクしながら決めました。タイルは芦葉工藝舎のギャラリーと同じものを使わせてもらったんですが、それを選ぶのも楽しみで。前のめりになりすぎちゃって、"Tさん、タイルを考えるのはまだ早いです。もっと先です"なんて言われたり(笑)。そういう作業ひとつひとつが、全部思い出なんです」と、奥さま。

心から「自分たちでつくったオーダーメイド」だと実感できているのは、こうしたエピソードの積み重ねなのかもしれません。

すぐに言える、何でも言える。それはまるで、友人のような関係。

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現場のスタッフのことを、全員名前で呼ぶTさま夫婦。

「ずっとやり取りをさせてもらっているから、もうプライベートな友人と連絡を取り合っている感覚なんですよね」だそう。

「今、私たちが座っているテーブルは芦葉工藝舎からプレゼントしてくださったものですが、実はリビングのTV台も、私たちがお願いして特別につくってもらったものなんです」と、奥さま。

「施工中、TV台をどうしようかと迷っていると相談したら、別の現場でつくった事例写真を見せてくれて。ひと目で"うちもこれがいいです!"とお願いしたんです。素材の色味などは我が家の雰囲気にあわえて変えてもらって。完成品をみたときは、もう拍手喝采!でした」

つい先日も、お子さまたちが洗面台の壁を汚してしまったと連絡を入れたばかりなのだとか。「松本さん、助けて〜!」と伝えれば、すぐに来てくれる。住む人の好みを知り尽くしているからこそ、その家にあった提案や対応ができる......それは、お客さまとの関係が深いからこそなせることなのですね。

ZEHなら、ペットとの暮らしも快適で、おサイフにも優しい。

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この家に住んでから飼い始めたという「おもちちゃん」。ちょっぴりドジなところもある優しい性格の猫で、すっかり家族のアイドルだそう。

室内で動物を飼っていると、温度調節のためにどうしても電気代などがかかってしまうイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。

「ZEH住宅(※)にしてもらったんですが、光熱費がビックリするぐらい抑えられていますね。猫を飼い始めたのがちょうど2月で、そこからはリビングの暖房を24時間つけっぱなしにしていたんです。日中は旦那が書斎の暖房をつけながらテレワークをしていて。そんな状況でも、電気代の請求額は想像よりも少なかったですね。機密性が高いおかげで熱が外に逃げないのか、エアコンがフル稼働している時間も少なく、それなのに24時間ずっと暖かくて。冬でも裸足で歩き回るぐらい快適です」と、奥さま。

床も天井などに使っている無垢材が持つ素材の温かみも、寒さを和らげる理由のひとつになっているのかもしれません。

※ZEH(ゼッチ)住宅......ZEHとはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。太陽光発電による電力創出や省エネルギー設備の導入、外皮の高断熱の利用を通じて、「暮らしで消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回る(もしくは同じ)住宅」を指します。

広々、のんびり、気持ちいい。窓からの景色が暮らしを快適に。

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「植栽はすべてお任せしたんですが、ここから見える外の風景も気に入っています」と、奥さま。

庭のテラスは、リビングから直接出られる設計になっていて、子どもたちがよくここから外に出て、芝の上を走り回って遊んでいるそうです。

「リビングやキッチンから見える景色がとても好きで。窓の向こうがに続く庭も、その先にある道路も、全部自分の家の敷地内という感覚になれるんです。土地を見つけたときから、この向きに見る景色がとても気に入っていたので、それが家の中でも味わえるのが嬉しいですね」

プライバシーを守るために塀を高くするか、見晴らしを良くするために低くするか......悩みに悩んだ末に決めた今のこの塀の高さが、そうした日常のちょっとした幸せにつながっているようです。

「この家ができてからというも、毎日の中でいちばん、家で過ごす時間が楽しくなりました」と、奥さま。その笑顔から、旦那さまも、子どもたちも、同じ気持ちだということがしっかりと伝わってきます。

家族の希望やライフスタイルにあわせて、イチから一緒につくってきたTさま一家の新しい家。この時間が、これからもずっと続いていきますように。

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