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代々のこされてきた建材を、現世の家づくりに生かす術を。

「家づくりに必要な木材はメーカーから随時仕入れるもの」
現代ではそう考える人が大半だと思います。
でも建売住宅や集合住宅が普及する前、
昭和の時代では屋敷内で育った木材を家々で保管するのが当たり前でした。

立派な欅(けやき)を切り倒した後、
丁寧に切りそろえて家のどこかに保管する。
そして次の世代が新たに家を建てるとなったとき、
再び取り出して梁や柱などに活用したものでした。

しかし時代は流れ、今ではそのような文化も希薄に。
家の敷地内に木をのこしている理由が継承されておらず、
「祖父母が住んでいた家に巨大な木が置いてあったので処分したい」
などのご連絡をいただくこともあります。

そうした声に「待った」をかけるのが私たち。
木がのこされた理由や先代の想いを丁寧に読み取り、
どんな活用方法があるかをお客さまと一緒に考えていきます。

木を丸ごと1本使って新しい家の梁や柱にしたり、
一部を加工して椅子や机などの家具に活用したり……
保存状態によっては使用を断念せざるを得ないものもありますが、
そうした目利きができるのも、芦葉工藝舎の特徴です。

「うちにあるあの古い木はもしかして」
そんな心当たりがある方はぜひご相談ください。
誠心誠意心を込めて、最適な活用方法をご提案いたします。

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