
90.風通しのいい環境が、共に働く仲間への愛を育む。
社風とは、そこで働く一人ひとりの人間によって生み出されるもの。
そういう意味で、芦葉工藝舎の社風はとても愛に溢れていると常々感じます。
芦葉工藝舎では、施工、設計、現場監督などの通常業務以外にも、
社員それぞれが企業を運営するために必要な役割を担っています。
社風とは、そこで働く一人ひとりの人間によって生み出されるもの。
そういう意味で、芦葉工藝舎の社風はとても愛に溢れていると常々感じます。
芦葉工藝舎では、施工、設計、現場監督などの通常業務以外にも、
社員それぞれが企業を運営するために必要な役割を担っています。
国も積極的に推奨している「省エネ住宅」。
夏や冬に、エアコンをあまり使わなくても
過ごしやすい空間になるよう断熱性能や気密性能を上げたり、
家の中に熱い日射熱を入れないよう日射を遮蔽する設計にしたりと、
近年、省エネ住宅の設計数は加速的に増えています。
みなさまは、「和室」にどんなイメージを抱いているでしょうか。
「和室の需要は減り続けている」と考える方は、恐らく少なくないはず。
でも、芦葉工藝舎には毎年多くの方から「和室をつくりたい」というご依頼があります。
芦葉工藝舎では、毎年5月頃になると、
希望者全員で一泊二日の研修旅行へと出かけます。
今年の行き先は、昨年に引き続き二度目の京都へ。
この春もまた、芦葉工藝舎にふたりの新入社員が加わりました。
それぞれに自分の夢をしっかりと持った、期待の新人たちです。
以前、「家でもサウナで"ととのいたい"」という
テーマのコラムでもお話しした、
コンセプトハウス5が間もなく完成いたします。
これまでのコンセプトハウスは、
土地の条件からイメージをふくらませ、
私たちの考える「暮らしのスタイル」をイチからかたちにしてきました。
今年もまた、無事に新しい年を迎えることができました。
みなさま、明けましておめでとうございます。
2023年がみなさまにとって素晴らしい一年になりますよう
心からお祈り申し上げます
年末の大掃除は、囲炉裏やかまどに蓄積した
煤(すす)を払う「煤払い」が由来だと言われています。
一年の間にたまった汚れをキレイに払い、
新年を司る歳神様を迎える準備をする......
そんな風習が、大掃除というかたちで
現代にまで引き継がれているのです。
キッチンは、毎日の食事が生まれる大切な空間。
だからこそ、収納・デザインの設計や機器の選定が自由にできる
「オーダーキッチン」は特に人気です。
キッチンの造作について考える際、
メーカーのショールームへ見学に行かれる方は
多いのではないでしょうか。
雲の位置がずいぶんと高くなり、
木々や草花が少しずつ紅や黄に色めきはじめ
涼しさを感じる日が増えてきました。
そろそろ、薪ストーブの季節がやってきます。
熱く蒸されたサウナで身体をあたため、
水風呂に浸かって心も身体も引き締めた後にくる、あの感覚。
温冷交代浴によって「ととのう」ことに魅了されている方は、決して少なくないはず。
かくいう私も、そのひとりです。
現在、芦葉工藝舎では新しいスタッフを募集しています。
芦葉工藝舎のギャラリーでご紹介している事例写真は、
すべてプロの写真家に依頼して撮影したものです。
先代の大工棟梁は「現場こそが真実」として、
いわゆる営業的な活動を一切行っていませんでした。
一方、インターネットがここまで普及した社会を生きる私達は
時代の変化に置いて行かれないよう、さまざまな活動を始めました。
看板を出し、広告やパンフレットを制作し、自社サイトを立ち上げ、SNSを運用し......
これらの活動を通じて生まれたご縁は、数え切れないほどあります。
芦葉工藝舎ではこれまで、
家づくりの他にテナント案件も数多く手がけてきました。
古くなったレストランを時代に合わせたこだわりいっぱいのレストランへ。
学習塾だった場所を伝統的な化粧品ブランドの販売ショップへ。
廃ビル間近の古い建物を、フルリノベーションして若い人が集まる場所へ...
今回は、こうした「テナントリニューアル」に関してお話ししたいと思います。
新型コロナウイルスの影響により、
手洗いに関する人々の意識が急激に高まりました。
その流れに合わせて、「家のどこに手洗いスペースを設けるか」
という考え方もずいぶん変わってきています。
芦葉工藝舎では、
ひとつの家が完成するたび写真家に撮影を依頼し、
作品集やSNSなどへ写真をアップしています。
芦葉工藝舎では、これまでに2棟のコンセプトハウスを手がけてきました。
現在は3棟目を建設中で、4棟目についても既に計画を進めています。
日本人はその昔、冬場になると
家の囲炉裏(いろり)を囲って暖を取っていました。
床に設けた四角いスペースに灰を敷き詰めて火を熾し、
料理をしたり、家族で集まったりしながら冬を越す......
私たちに家づくりを任せてくれるお客さまの中には、
「平屋を建てたい」と考えている方も多くいらっしゃいます。
現代では、2階建てや3階建ての家を建てるのが主流ではありますが、
「平屋」にはたくさんの魅力があります。
今回は、その魅力についてお話ししましょう。
今年も暑い夏が過ぎ秋を迎え、
少しずつ涼しさを感じるようになりました。
秋は「お月見」が日本の風物詩として有名です。
2021年秋、芦葉工藝舎のサイト内で
新たにインタビューのコーナーがスタートします。
私たちが建てた家へ取材班が訪問し、
日々の暮らしや家づくりに関するエピソードなど、
そこに住むお客さまのリアルな声をご紹介しています。
みなさまは、葦の茎を細かく編んでつくった
「簀戸(すど)」をご存じでしょうか。
「夏障子」などとも呼ばれる、
夏の季節だけ取り付ける開き戸のことです。
日本には、高度な技術を持つ照明メーカーが数多く存在しています。
しかし、私たちが照明の技術以上に求めているのは、
「空間をいかに美しく照らすか」にこだわり抜く姿勢。
私たちが「庭をいかに美しく魅せるか」を考えるとき、
まず思い浮かべるのが装景NOLAの作庭家、長谷川 隆明氏です。
国産のスギ、ヒノキ、ケヤキ......
芦葉工藝舎では、選りすぐりの木材だけを使用して家をつくっています。
しかし、素材を整える中でどうしても生まれてしまうのが端材です。
私たちにとって家づくりとは、「お引渡しをして終わり」ではありません。
完成してからも、住み心地はどうか、気になることはないか、何か問題はないか......
日々の生活を快適に送れるよう、1年、3年、5年、10年......と、
定期的にお客さまの家を訪問し、点検しています。
家づくりの現場で美しい花の鉢植えを並べ、周辺の掃除を徹底する......
私たちは、家をつくる技術のみならず、
整理整頓や清潔感といったところにも目を向け、
誰もが気持ちよく過ごせる場を提供できるよう心がけています。
2020年10月、芦葉工藝舎2棟目となるコンセプトハウスが完成しました。
ここはもともと、閑静な住宅街の角地に、数年間空き家となっていた土地でした。
私たちは家主さまより土地をお譲り頂き、街の新しい景観を創作しようと考えたのです。
私たちは、家づくりにおいて、
「行動こそ真実、現場こそ真実」という言葉を常に大切にしています。
今回は、現場で働く大工たちの行動によって生まれた、
あるエピソードをご紹介させていただきます。
昔から、職人の仕事は現場で見て覚えるものだと言われてきました。
しかし、今の時代と照らし合わせたときに、果たしてその姿勢は正しいのだろうか。
そんな風に考えるようになりました。
そこではじめたのが「社長塾」です。
入社したばかりの若い大工に対して、
代表である私が直接、仕事の流れや意義、理念などを伝えることで、
成長しやすい環境をつくれればと考えて続けています。
家の中で過ごす時間が増えるほど、
家に求めるものも多用化していきます。
仕事や勉強などのオンライン対応に合わせて空間を仕切りたい、
子どもたちが遊びまわれるような広い庭をつくりたい......
暮らしの変化にあわせてお客様からの要望も変わってきている今、
おすすめしたいのが「土間」の活用です。
外出自粛が強く求められた2020年春。
私たちの生活は、以前とはまったく違っていました。
家で過ごす時間が急激に増え、家族にも戸惑いがあらわれた頃。
気分転換になればと、ウッドデッキにある薪ストーブを使ってピザを焼き、
家族みんなでバーベキューを楽しんでみたのです。
テレワークの導入などを理由に家で仕事をする人が増え、
家づくりに求められるものも、少しずつではありますが変化してきています。
私たちが家づくりで最も大切にしているのは、家族との時間です。
仕事や学校など、それぞれに忙しい日々を過ごす家族が、
どんな環境ならコミュニケーションが取りやすいかを考え続けてきました。
私たちの使命は、ただ家をつくるのではなく、
住む人の生活そのものをデザインすること。
もちろん、庭づくりもそのひとつです。
もう、何年も続けているギャラリーでのイベント。
私たちが地域のみなさんと交流する場を設けたいという想いからはじめたものですが、
いつしか、地域のみなさん同士が知り合うきっかけの場となり、
日常生活を送る中で一息つける、憩いの場としても親しまれていました。
代々受け継いできた家づくりの技術を、次の世代へと継承すること。
それも、私たち"家守"の使命です。
昔から、職人の仕事は背中を見て覚えるものだと言いますが、
その背中を次の世代に見えやすくすること、そしてときには、
しっかり向き合うことも大切だと考え、日々の指導にあたっています。
ひと昔前まで、「家をなおす」と言えば、
古くなったところだけを新しくする"リフォーム"が主流でした。
近年では、家の雰囲気や間取りまで一新してしまう
"リノベーション"のニーズが高まってきています。
照明は、家をデザインする上で欠かせない要素。
照明を取り付ける高さや位置、明るさの印象、
お客様が求めている暮らしとの相性など、
さまざまな考えをめぐらせながら、
最も相性の良い照明を探し、設置しています。
芦葉工藝舎には、家に関するさまざまなご相談をいただきます。
新しく家を建てたい、住み慣れた家をリノベーションしたい......
その中でも特に印象的だったのが、
「代々受け継いできた我が家の離れを建て直したい」という依頼。
今回は、そのことについてお話をしたいと思います。
元号が令和に変わってから、最初の年越しを迎えようとしています。
あわただしくも充実した師走を過ごす中、
無事に第50回目のコラムを公開することができました。
昔ながらの大工と言えば、その地域の中心的人物。
人々の衣食住の"住"をすべて担う存在でした。
しかし現代では、人と人とのつながりが少しずつ薄れ、
それに伴って私たち大工が求められる役割も変化し、
地域と深い関係性を持つ大工は減ってきたように感じています。
みなさんは、革細工の小物を使用したことがありますか。
革は、その種類や職人の腕、持ち主の使い方によって、
風味や使い勝手、見た目の印象が大きく変わる素材。
鞄や財布、名刺ケースなど、日用品として持たれることが多く、
愛用すればするほど、親しみが湧いてくるものとして知られています。
芦葉工藝舎では、家をつくること以外にも、
たくさんのイベントや交流の場をつくってきました。
もっと多くの人に芦葉工藝舎を知ってもらいたいという想いもありますが、
やはり一番は、"地域の人の繋がりを広げてゆきたい"からです。
私たちは、地元幸手市を中心に家をつくり続けてきました。
この地域や人々の魅力を知り尽くしているからこそ、
家づくりを通じて、郷土の魅力をもっと多くの人に広めたい。
そして、今住んでいる人たちには、
もっと幸手を好きになってもらいたいと考えています。
ウッドデッキなどによく使われている、
「レッドシダー」という木材をご存じでしょうか。
主に北米地方などで見受けられる自然木で、
通称「米杉」といわれるヒノキ科の樹木です。
子どもたちは、"ものづくり"が大好き。
そんな子どもたちに楽しんでもらえることがしたいと、
芦葉工藝舎では、定期的に「こども大工さん」というイベントを開催しています。
日本ならではの慣習である「上座」と「下座」。
目上の人や客人が座る席を上座、目下の人やもてなす側の人が座る席を下座として、
ビジネスの場などで重んじられていますが、実はその由来は「床の間」にあります。
建具(たてぐ)とは、空間を仕切るための道具のこと。
障子や襖、窓などの開口部や、収納棚などに取り付ける、
家づくりにとって大事な要素のひとつです。
2018年12月に発表された今年の漢字は「災」。
文字通り、2018年は日本各地で大規模な自然災害が起きた年でした。
日本は、地震大国と呼ばれるほど地震が起きやすい地域です。
そうした環境でも、安全に長く住める家をつくること。
それが、先代の大工たちが目指した家づくりの在り方でした。
その歴史の中で確立された技術が「木組み」です。
幸手の地域では、今でも、
四季折々の風習や儀式を大切にしている家庭が多く存在します。
私たちが家づくりを行う際、「自然の素材」と使うことを大切にしてきました。
中でもいちばん重視しているのは、「木」でつくること。
もうひとつが、良い「和紙」を使うことです。
スギ、ヒノキ、ヒバなどといった国産の木から、
ウォルナットやチークといった海外産の木まで。
私たち大工はこれまでに、数多の材木を使って家をつくってきました。
そんな、あらゆる木の性質を知り尽くしている大工にとって、
数多の木の中でも最高峰と言える存在が、「欅(ケヤキ)」です。
社歴も、性格も、技術も、それぞれ違う大工たちですが、
改めて話し合う場をつくることで、一様にやりがいを感じる瞬間は、
「お客様との接点を持ったとき」だとわかったのです。
物を大切に使い続けること。
それは、日本人が昔から大切にしてきた文化のひとつです。
しかし、物に対する考え方は、ここ何十年かで大きく変化してきました。
生まれ育った地域で暮らし続けることや、
土地や名前、仕事などを親から子へと受け継いでいくこと。
その風習は、数十年前まで当たり前のように行われてきました。
立春が過ぎ、春一番の報せを受け、
少しずつ春の訪れを感じるようになりました。
春と言えば、"新たな出会い"の季節。
芦葉工藝舎でも、二人の新人大工の入社が決まっています。
一昔の大工といえば、地域の中心となって街づくりに取り組み、
家はもちろん、"人と人とのつながり"まで築き上げる存在でした。
私たちはその意志を引き継ぎ、
芦葉工藝舎のギャラリーで定期的にイベントを開催しています。
地元の方々をお招きして、地域交流の場をつくってきました。
私たち家守の役割は、家をつくり、家と家族の暮らしを末永く守り続けていくこと。
完成後も定期的に訪問して家全体の様子を確認し、
必要に応じて修繕していくことで、一棟一棟の家の寿命を延ばしてきました。
家守である私たちが目指していることは、
家を通じてお客様に幸せになっていただくこと。
家そのものの美しさや精度を磨くために技術を鍛えるのはもちろん、
家主さまの想いや思い出の品を家づくりにも取り入れたり、
ギャラリーを開放して地域交流の場を設けるなど、
家を軸に、さまざまな視点からみなさまの暮らしに関わってきました。
"高級感のある空間"と聞くと、
みなさんはどんな空間をイメージするでしょうか。
「現代の家守」を名乗る私たちの使命は、
手刻みや在来工法、数寄屋造りや書院造りなど、
日本の伝統的な家づくりの技術や魅力を後世へ伝えること。
みなさんは、「デザイン」という言葉を聞いたとき、
どんなイメージを抱きますか。
テイストの違い、配色のバランス、造形の差、機能性など、
人によって、連想するものはさまざまだと思います。
幼少期の体験は、その人の人生の価値観にもつながる大切なもの。
だから私たちは、お客様と会話する中で、小さい頃の思い出を尋ねるようにしています。
家は、ただの建物ではなく、住む人が家族との時間を過ごす特別な存在です。
私たち芦葉工藝舎も住まいを提案していく側として、
その意識を忘れることはありません。
「在来工法」とは、家の土台、柱、梁など家の軸組を、
釘などを使わず木だけで家を組み上げていく家づくりの技術のこと。
日本における木造住宅の建築で主流の工法であり、
飛鳥時代には誕生していたとも言われる伝統的な技術です。
また、他の新しい工法に比べると設計の自由度が非常に高く、お客様の想いを
家の隅々にまでしっかりと取り入れられるという利点もあります。
自分の家や友人宅など、空間に入った瞬間に
「何だかこの部屋、落ち着く雰囲気だな」
「どこか懐かしい感じがしてくつろげる」といった、
心地よさを感じることはありませんか。
その、五感に直接訴えかけてくるような感覚は、
家全体の"素材感"によって生み出されている。私たちはそう考えています。
熱い夏でも、寒い冬でも、空調システムやエアコンを使えば、
季節に関係なく快適に過ごすことができる時代。
でも、こうした機械に極力頼らず、
「自然の力を取り入れて住まいの快適性を高める」
という考え方があることをご存じでしょうか。
それが近年、住宅業界でもよく耳にするようになった
「パッシブデザイン」という設計手法です。
古くから、この幸手の地で家守として活動を続けてきた私たち。
家をつくり、守り続けることで、地域のみなさまとの絆を築いてきました。
私たちがこの土地で家づくりに携われているのも、
家守としての技術を次世代に伝えられているのも、
すべて地域のみなさまが私たちに家づくりを任せてくださったからこそです。
「今まで支えていただいたことへの感謝を、直接地域のみなさまに伝えたい」
そんな想いからはじめたのが、地域交流の場を設けるさまざまな活動です。
日本家屋の伝統のひとつとも言える和室。
「玄関の西側につくる」「続き間でつくる」など、
そのデザインには、習わしや様式美が重んじられてきました。
家の中に明るさや暖かさをもたらしてくれる太陽の光は、
心地よい生活に欠かせない自然の恵み。
昔から日当たりの良い家が多くの人から好まれてきました。
子どもが過ごす空間と言えば、
「子ども部屋」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
十数年ほど前まで、子どもがいる家には子ども部屋を設けるのが当たり前でした。
しかし共働き世帯が増加し、「子どもと過ごす時間を大切にしたい」という
想いが強まる傾向にあるのか、あえて子ども部屋をつくらず、
代わりに家族みんなが一緒に過ごせる部屋をつくりたい。
というご家族が増えてきました。
「秋の夜長」という言葉があるように、日の入り時間が早くなるこの時期は、
一年の中で最も読書に適していると言われてきました。
今回は「読書の秋」にちなんで、本棚に関するお話をしたいと思います。
家づくりの際、お客様から必ずお聞きしている項目のひとつが、
「所蔵している本の種類や数」です。
毎日使う場所ほど、自分のお気に入りの空間にしたいもの。
自室やリビングはもちろん、洗面所やトイレなどの場所も例外ではありません。
使いやすさに加えて、「心地よさ」や「癒やし」も追求したい。
そんな声とともにオーダーが増えている空間、
それがパウダールームです。
芦葉工藝舎では、2016年夏より、デザイン性を追求した
本格リノベーションサービスをスタートさせます。
リノベーションとは、室内の間取りなどの変更を含めた大規模改修のこと。
いわゆるリフォームが「傷んだ家を新築の状態に戻すこと」を目指すのに対し、
リノベーションは中古住宅や持ち家を「素材」として捉え、
新しい居住空間をつくり出すことが大きな違いです。
梅雨が明け、気温が一気に上昇しはじめると、
いよいよ夏本番です。
冷房器具を使う頻度が増える時期ですが、
健康や自然環境のことを考えると
あまり使いすぎるのは考えもの。
キッチンは、生活の基本を表した「衣・食・住」の
「食」と「住」どちらにも関わる、暮らしに欠かせない空間です。
土間。それは、かつての日本家屋の多くには当たり前のように備えられ、
農作業や作物の貯蔵、道具の収納などに用いられてきた空間です。
しかし、日本人のライフスタイルの変化とともに、
その姿を見ることは少なくなりました。
「花を飾る」というと、フラワーアレンジメントや生け花のように、
何か特別な知識が必要なイメージがあって、
身構えてしまう方もいるかも知れません。
もちろん、そういった分野を学ぶことも、
暮らしを豊かにするひとつの方法ではありますが、
今回はもっと気軽なスタンスで生活の中に彩りや季節感を取り込んでいく。
そんなお話をしてみたいと思います。
例えば、同じ広さ、同じ形状の土地に家を建てる場合でも、
地域の環境や住居の並びなど、周辺の景観によって、
家の印象はまったく変わってくるもの。
家を建てる際、内装や外装には
自分の好みや住み心地にもこだわりたいもの。
しかし家のつくりだけで、本当に心地良い暮らしは実現するでしょうか。
新しい年と共に訪れる行事、お正月。
日本の伝統を守る私たちが、大切にしてきた文化のひとつです。
ここ幸手地域では、子どもが生まれて初正月を迎える際に、
その家の母方の実家から、
女の子なら羽子板、男の子なら破魔弓を贈る習慣が、今も残っています。
風はすっかり冷たくなり、年の暮れを感じる季節になってきました。
お正月を迎える前に行う恒例行事と言えば、大掃除です。
木々も色づきはじめ、日ごと秋の気配が深まる今日この頃。
暦の上では既に「霜降」と呼ばれる季節がやってきました。
マンションやコンクリート住宅の建設にはない、
木造住宅ならではのお祝いの儀式、
「上棟式」をご存じでしょうか。
家を建てる際、最初に執り行われる伝統行事「地鎮祭」。
家が建つ前のまっさらな土地に祭壇を置き、
施主様をはじめ、大工や設計者、宮司など、
家づくりや土地に関わる大勢の人々が集います。
私たちは、地域を守る大工として、
古くから神社の仕事に携わってきました。
ご存じの方も多いかと思いますが、
香取神社や浅間神社のお社の新築や修繕を手がけています。
冬の厳しい寒さも徐々に緩み、コートがいらない日が増え、春の気配も本格化。
いよいよ桜の季節が迫ってきました。
幸手エリアで「桜」と言えば、やはり権現堂桜堤は外せません。
この地域で永く快適に暮らすための家をご提案できるよう、技術を磨き、継承してきました。
もちろん、「家守り」の仕事は、家をつくるだけではありません。
文字通り、継続的なメンテナンスや、街並の保全にも積極的に取り組んでいます。
芦葉工藝舎は、長年にわたって、地元・幸手エリアを拠点に
家づくりを続けてきた芦葉建設から生まれた新しいブランドです。