手しごとのコラム

77.お客さまが「期待を寄せる現場」であり続けるために。

77.お客さまが「期待を寄せる現場」であり続けるために。

先代の大工棟梁は「現場こそが真実」として、
いわゆる営業的な活動を一切行っていませんでした。

一方、インターネットがここまで普及した社会を生きる私達は
時代の変化に置いて行かれないよう、さまざまな活動を始めました。
看板を出し、広告やパンフレットを制作し、自社サイトを立ち上げ、SNSを運用し......
これらの活動を通じて生まれたご縁は、数え切れないほどあります。

76.地域に馴染み、人々で賑わう「テナント」を生み出すために。

76.地域に馴染み、人々で賑わう「テナント」を生み出すために。

芦葉工藝舎ではこれまで、
家づくりの他にテナント案件も数多く手がけてきました。

古くなったレストランを時代に合わせたこだわりいっぱいのレストランへ。
学習塾だった場所を伝統的な化粧品ブランドの販売ショップへ。
廃ビル間近の古い建物を、フルリノベーションして若い人が集まる場所へ...
今回は、こうした「テナントリニューアル」に関してお話ししたいと思います。

60.相手への思いやりが、成長をつくる。

60.相手への思いやりが、成長をつくる。

昔から、職人の仕事は現場で見て覚えるものだと言われてきました。
しかし、今の時代と照らし合わせたときに、果たしてその姿勢は正しいのだろうか。
そんな風に考えるようになりました。

そこではじめたのが「社長塾」です。
入社したばかりの若い大工に対して、
代表である私が直接、仕事の流れや意義、理念などを伝えることで、
成長しやすい環境をつくれればと考えて続けています。

57.仕事をする空間を、暮らしの中に創って行く。

57.仕事をする空間を、暮らしの中に創って行く。

テレワークの導入などを理由に家で仕事をする人が増え、
家づくりに求められるものも、少しずつではありますが変化してきています。

私たちが家づくりで最も大切にしているのは、家族との時間です。
仕事や学校など、それぞれに忙しい日々を過ごす家族が、
どんな環境ならコミュニケーションが取りやすいかを考え続けてきました。

41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。

41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。

2018年12月に発表された今年の漢字は「災」。
文字通り、2018年は日本各地で大規模な自然災害が起きた年でした。

日本は、地震大国と呼ばれるほど地震が起きやすい地域です。
そうした環境でも、安全に長く住める家をつくること。
それが、先代の大工たちが目指した家づくりの在り方でした。
その歴史の中で確立された技術が「木組み」です。

31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。

31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。

家守である私たちが目指していることは、
家を通じてお客様に幸せになっていただくこと。

家そのものの美しさや精度を磨くために技術を鍛えるのはもちろん、
家主さまの想いや思い出の品を家づくりにも取り入れたり、
ギャラリーを開放して地域交流の場を設けるなど、
家を軸に、さまざまな視点からみなさまの暮らしに関わってきました。

25. 木の「個性」を見極める在来工法。

25. 木の「個性」を見極める在来工法。

「在来工法」とは、家の土台、柱、梁など家の軸組を、
釘などを使わず木だけで家を組み上げていく家づくりの技術のこと。
日本における木造住宅の建築で主流の工法であり、
飛鳥時代には誕生していたとも言われる伝統的な技術です。
また、他の新しい工法に比べると設計の自由度が非常に高く、お客様の想いを
家の隅々にまでしっかりと取り入れられるという利点もあります。

23. 私たちが積極的に考える

23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。

熱い夏でも、寒い冬でも、空調システムやエアコンを使えば、
季節に関係なく快適に過ごすことができる時代。

でも、こうした機械に極力頼らず、
「自然の力を取り入れて住まいの快適性を高める」
という考え方があることをご存じでしょうか。

それが近年、住宅業界でもよく耳にするようになった
「パッシブデザイン」という設計手法です。

22. 家守として、地域のためにできること。

22. 家守として、地域のためにできること。

古くから、この幸手の地で家守として活動を続けてきた私たち。
家をつくり、守り続けることで、地域のみなさまとの絆を築いてきました。

私たちがこの土地で家づくりに携われているのも、
家守としての技術を次世代に伝えられているのも、
すべて地域のみなさまが私たちに家づくりを任せてくださったからこそです。

「今まで支えていただいたことへの感謝を、直接地域のみなさまに伝えたい」
そんな想いからはじめたのが、地域交流の場を設けるさまざまな活動です。

19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。

19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。

子どもが過ごす空間と言えば、
「子ども部屋」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

十数年ほど前まで、子どもがいる家には子ども部屋を設けるのが当たり前でした。

しかし共働き世帯が増加し、「子どもと過ごす時間を大切にしたい」という
想いが強まる傾向にあるのか、あえて子ども部屋をつくらず、
代わりに家族みんなが一緒に過ごせる部屋をつくりたい。
というご家族が増えてきました。

16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。

16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。

芦葉工藝舎では、2016年夏より、デザイン性を追求した
本格リノベーションサービスをスタートさせます。

リノベーションとは、室内の間取りなどの変更を含めた大規模改修のこと。
いわゆるリフォームが「傷んだ家を新築の状態に戻すこと」を目指すのに対し、
リノベーションは中古住宅や持ち家を「素材」として捉え、
新しい居住空間をつくり出すことが大きな違いです。

12. 花を飾る。季節と暮らす。

12. 花を飾る。季節と暮らす。

「花を飾る」というと、フラワーアレンジメントや生け花のように、
何か特別な知識が必要なイメージがあって、
身構えてしまう方もいるかも知れません。
もちろん、そういった分野を学ぶことも、
暮らしを豊かにするひとつの方法ではありますが、
今回はもっと気軽なスタンスで生活の中に彩りや季節感を取り込んでいく。
そんなお話をしてみたいと思います。