2. 「現代の家守り」を目指して。古くて新しい挑戦。
この地域で永く快適に暮らすための家をご提案できるよう、技術を磨き、継承してきました。
もちろん、「家守り」の仕事は、家をつくるだけではありません。
文字通り、継続的なメンテナンスや、街並の保全にも積極的に取り組んでいます。
ブランドコンセプトでも掲げているように、
私たちは「現代の家守り」として家づくりに携わってきました。
「家守り」とは、文字通り、家を守る役目を担う大工のこと。
その役目を果たすために最も重要なことは、地域との距離感や関係性です。
芦葉工藝舎は、代々この土地で暮らしてきた職人たちがつくった住宅ブランド。
「地域密着」という言葉を掲げる企業は数多くありますが、
「密着」ではなく、地域の中に「身を置き続けた存在」です。
だからこそ、この地域の気候風土を肌で感じ、街を愛し、人と接することで、
この地域で永く快適に暮らすための家をご提案できるよう、技術を磨き、継承してきました。
もちろん、「家守り」の仕事は、家をつくるだけではありません。
文字通り、継続的なメンテナンスや、街並の保全にも積極的に取り組んでいます。
住宅の基本性能も向上し、昔のように頻繁に修繕を重ねる必要はなくなり、
「家守り」の役割も変わりつつあります。
しかし、根底にある「地域の暮らしを守ること」と、
それを実現するための「技術」は、決して変わることはありません。
一見すれば、古くさくて、懐古的な姿勢のように思われてしまうかも知れませんが、
全国展開している大手ハウスメーカーの家が主流になっている時代の中では、
むしろ新しく、試行錯誤が必要な面も多々あります。
「現代の家守り」になる。
このコンセプトは、私たちにとって「伝統を守る」という行為ではなく、
「革新的な挑戦」だと考えています。
まだまだ、かつての「家守り」たちが果たしてきた役割や、
存在感には及ばないかも知れませんが、
これからも、この地域の中で、努力と挑戦を重ねていきたいと思っています。