72.家中をやわらかな暖でつつみこむ、「薪ストーブ」。
日本人はその昔、冬場になると
家の囲炉裏(いろり)を囲って暖を取っていました。
床に設けた四角いスペースに灰を敷き詰めて火を熾し、
料理をしたり、家族で集まったりしながら冬を越す......
そんな、昔ながらの風景を現代に置き換えたのが「薪ストーブ」です。
ゆらゆらと揺らぐ橙の色、木が弾くパチパチという音......
それらを感じるほど、五感はゆるりとほころんでいくもの。
冬場をあたたかく快適に過ごせるのはもちろん、
癒しの効果も期待できます。
最近では、火傷しない程度の放熱温度を保つ
2層式の煙突も登場するなど、
薪ストーブの安全性は年々高まってきています。
そうした煙突の放熱を利用すれば、
本体を設置する1階のリビングスペースはもちろん、
2階の個室スペースまで一緒にあたためることも可能です。
例えば、このように寝室に煙突を通す設計にすれば、
日中はリビングで炎を眺めながら体を芯からあたため、
夜はやわらかなぬくもりにつつまれて眠りにつく......
寒い季節でも、1日中快適に過ごすことができるでしょう。
インテリアとしてはもちろん、
実用性の高さでも評価されている薪ストーブ。
興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
使い方やメンテナンスの仕方、薪の集め方まで、丁寧にお伝えいたします。