66.家の美しさを引き立てる、ある「作庭家」の話。
私たちが「庭をいかに美しく魅せるか」を考えるとき、
まず思い浮かべるのが装景NOLAの作庭家、長谷川 隆明氏です。
松尾芭蕉も愛したと言われる
栃木県大田原の豊かな自然の中で生まれ育った彼は、
山林の青々とした景色を、澄みきった空気感を、
そのまま表現することができる腕の持ち主。
芦葉工藝舎のコンセプトハウスの庭も、彼による作品のひとつです。
太陽の光をもとめて、空へ、空へと伸びていく木々の
5年先、10年先の姿を見据えて......
風に吹かれる葉や枝の繊細な動きの変化を見極め、
丁寧に、丁寧に、植えていく......
彼がつくりあげる庭は、どれも日本に昔からある和の景色そのもの。
家の中にいながら、自然の美しさを楽しめるようにしてくれるのです。
家そのものが美しいことはもちろんですが、
庭の景色とあわせて見た屋敷構えの美しさを見極めることも、
家をつくる上で欠かせない視点。
その視点を探究し続け、
私たちの想いをしっかりとカタチにしてくれるのが、
長谷川 隆明氏なのです。
彼の作品をご覧になってみたい方はぜひ、
芦葉工藝舎のコンセプトハウスに足を運んでみてください。
どこか懐かしく、そして美しい景色に、きっと魅了されることでしょう。