手しごとのコラム

62.街の新しい景色をつくる。2棟目のコンセプトハウス

62.街の新しい景色をつくる。2棟目のコンセプトハウス

2020年10月、芦葉工藝舎2棟目となるコンセプトハウスが完成しました。
ここはもともと、閑静な住宅街の角地に、数年間空き家となっていた土地でした。
私たちは家主さまより土地をお譲り頂き、街の新しい景観を創作しようと考えたのです。

1棟目のコンセプトハウスのテーマ「理想の暮らし」に対して、
今回こだわったテーマは、誰もが共感しやすい「身近な暮らし」。

これは、いつも親しくしていただいている地域のみなさまからの
「理想の家も素敵だけれど、もっと私たちの暮らしに寄り添った家を見てみたい」
という声から着想を得たものです。
みなさまにとって心地良い暮らしをいちばんに考え、設計を進めました。

ch6.jpg

駅からほど近いこの家の間取りは、2階建ての3LDK+収納室。
庭と建物をぐるりと囲うように壁を設けたコートハウス仕様で、
庭という外の空間も家の中のように感じられるよう設計しています。

ch7.jpg

庭の景色やそこから漏れ見える空や太陽の光も
各部屋のデザインとして取り組み、実際よりも広く感じる工夫を。

リビングでくつろいでいるときはもちろん、
ウッドデッキや子ども部屋、キッチンなど、
家のいたる場所で外の空気を感じられるようこだわりました。

ch13.jpg

また、木の柔らかさを活かした壁で庭を囲うことで、開放的でありながらも、
プライバシーがしっかりと守れるようになっています。

ch10.jpg

実際にこの家へと足を運んでくださった方からは、
「外から見た以上に広く感じる」「この街に新しい活気が生まれたようだ」と、
さまざまなご感想をいただいています。

とは言え、まだまだ生まれたばかりのコンセプトハウス2。
家は、その土地に馴染むまで約1年がかかると言われています。

家と街が調和するよう丁寧に手入れをほどこし、
少しずつ、この街の景色の一部になればと考えています。

私たちの考える「身近な暮らし」のカタチ、
機会がありましたらぜひ実際にご覧になってみてください。
ご希望の場合は、完成から1年を目処にご購入も可能です。

こちらの物件は現在、ご見学いただけます。
ご見学の予約・詳細はこちら

- 記事リスト
63.真の美しさを求めるには、まず自らの仕事場から。
62.街の新しい景色をつくる。2棟目のコンセプトハウス
61.現場での行動が、地域の風景になる瞬間。
60.相手への思いやりが、成長をつくる。
59.土間を活かして、暮らしを満喫する。
58.アウトドアリビングで、日常に新鮮さを。
57.仕事をする空間を、暮らしの中に創って行く。
56.庭から生まれる、暮らしの価値。街の景色。
55.これからも、地域の場であり続けるために。
54.「育てる」ことで気づく、己の成長。
53.家に対する愛着を、のこして、新しく。
52.日本人が慣れ親しんだ、やわらかな灯り。
51. 120年前の大工が込めた想いを紐解く。
50.手づくりのコラム 50回掲載の節目によせて
49.「ギャラリー」は、地域の人たちの交流地点。
48.木と共に経年変化していく、「革細工の引手」。
47.地域工務店が生み出す、出会いの場、地域の輪。
46. 「豊かな住まい方」を提案するコンセプトハウス
45. 美しさや特徴を引き立てる、柾目のレッドシダー。
44. 大工と人との関係を深める、「こども大工さん」。
43. 暮らす人の心に寄り添う、現代の「床の間」。
42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。
41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。
40. 家と一緒に、季節を楽しむ。
39. 「和紙」の魅力、「壁紙職人」の腕。
38. 百年先まで続く価値を持つ「欅」の魅力。
37. 大工たちが"一番"に望むこと。
36. 家という"物"を大切に扱うために。
35. 人と大工の関係性が、郷土愛を育む。
34. "対話"ではじめる、大工の育成。
33. 思い出を、"思い返す時間"を楽しむ。
32. 住む人の愛情で変化する「家の寿命」。
31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。
30. 住むほどに、価値が磨かれていく家。
29. 技術を継承し、存在を伝え続けるために。
28. 千年を超えて受け継がれてきた日本の「黄金比」。
27. 思い出を活かし、想いを受け継ぐ。
26. 「家は道具である」という視点
25. 木の「個性」を見極める在来工法。
24. 目には見えない心地よさ。"素材感"を磨き抜く。
23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。
22. 家守として、地域のためにできること。
21. 伝統の技が息づく「現代の和室」。
20. 光を取り込む知恵と工夫。
19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。
18. コミュニケーションを育む「本棚」。
17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。
16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。
15. 風を感じて、家をつくる。
14. キッチンは"つくる場"から"過ごす場"へ。
13. 実用的に楽しむ、現代の土間。
12. 花を飾る。季節と暮らす。
11. 庭の景色と、家づくりの関係性。
10. 家具から家を考える、ということ。
9. 新年を迎えるかたち。
8. 年末の大掃除と、日頃のお掃除の関係。
7. 霜降の季節に寄せて・・・暖かな家づくりと、薪ストーブの話。
6. 「上棟式」という特別な時間。
5. 私たちが地鎮祭(じちんさい)を大切にする理由。
4. 大工として神社の仕事に関わるということ。
3. 幸手の桜・権現堂桜堤
2. 「現代の家守り」を目指して。古くて新しい挑戦。
1. 新ブランド『芦葉工藝舎』について