手しごとのコラム

53.家に対する愛着を、のこして、新しく。

53.家に対する愛着を、のこして、新しく。

ひと昔前まで、「家をなおす」と言えば、
古くなったところだけを新しくする"リフォーム"が主流でした。
近年では、家の雰囲気や間取りまで一新してしまう
"リノベーション"のニーズが高まってきています。

ときには、いちから家を建てるよりも
高額な資金や高度な技術を要することがあるリノベーション。
そのため、リノベーションを希望していたけれど、
結局、解体して新しく建て直すことになった......
というケースは決して少なくないようです。

さらに、よく問題視されているのが、
その家を最初に建てたときの正確な情報がないということ。

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骨組みがどうなっているのか、屋根の裏側はどうなっているのか、
どうしてこの素材を選んだのか......
技術を持っている職人でなければ、見極めるのが難しい場合があります。

しかし、「リノベーションがしたい」という想いは、
多くの場合、「今ある家を大切にしたい」という愛着から生まれるもの。
その想いをないがしろにするわけにはいかないと、私たちは考えています。

子ども時代の思い出や、家族と過ごしたかけがえのないひととき......
長く積み重ねてきた愛着を、これからも深めていけるような
カタチに整えていくことも、私たち"家守"の役目。

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つくられた時代、使用している素材、経年変化の状態......
一軒、一軒異なるため、リノベーションをすることは
新しく家をつくる以上に丹念な準備が必要です。

けれども、代々技術を受け継いできた芦葉工藝舎なら、
どの時代の、どんな職人が手がけた家でも、
その技術や想いを読み取り、現代風に蘇らせることができます。

リノベーションに関して悩んでいる方がいれば、ぜひ気軽にご相談ください。
その家に対する愛着や、どこを大切にのこしたいのかについて、
時間をかけて、じっくりと話し合っていきましょう。

- 記事リスト
57.仕事をする空間を、暮らしの中に創って行く。
56.庭から生まれる、暮らしの価値。街の景色。
55.これからも、地域の場であり続けるために。
54.「育てる」ことで気づく、己の成長。
53.家に対する愛着を、のこして、新しく。
52.日本人が慣れ親しんだ、やわらかな灯り。
51. 120年前の大工が込めた想いを紐解く。
50.手づくりのコラム 50回掲載の節目によせて
49.「ギャラリー」は、地域の人たちの交流地点。
48.木と共に経年変化していく、「革細工の引手」。
47.地域工務店が生み出す、出会いの場、地域の輪。
46. 「豊かな住まい方」を提案するコンセプトハウス
45. 美しさや特徴を引き立てる、柾目のレッドシダー。
44. 大工と人との関係を深める、「こども大工さん」。
43. 暮らす人の心に寄り添う、現代の「床の間」。
42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。
41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。
40. 家と一緒に、季節を楽しむ。
39. 「和紙」の魅力、「壁紙職人」の腕。
38. 百年先まで続く価値を持つ「欅」の魅力。
37. 大工たちが"一番"に望むこと。
36. 家という"物"を大切に扱うために。
35. 人と大工の関係性が、郷土愛を育む。
34. "対話"ではじめる、大工の育成。
33. 思い出を、"思い返す時間"を楽しむ。
32. 住む人の愛情で変化する「家の寿命」。
31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。
30. 住むほどに、価値が磨かれていく家。
29. 技術を継承し、存在を伝え続けるために。
28. 千年を超えて受け継がれてきた日本の「黄金比」。
27. 思い出を活かし、想いを受け継ぐ。
26. 「家は道具である」という視点
25. 木の「個性」を見極める在来工法。
24. 目には見えない心地よさ。"素材感"を磨き抜く。
23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。
22. 家守として、地域のためにできること。
21. 伝統の技が息づく「現代の和室」。
20. 光を取り込む知恵と工夫。
19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。
18. コミュニケーションを育む「本棚」。
17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。
16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。
15. 風を感じて、家をつくる。
14. キッチンは"つくる場"から"過ごす場"へ。
13. 実用的に楽しむ、現代の土間。
12. 花を飾る。季節と暮らす。
11. 庭の景色と、家づくりの関係性。
10. 家具から家を考える、ということ。
9. 新年を迎えるかたち。
8. 年末の大掃除と、日頃のお掃除の関係。
7. 霜降の季節に寄せて・・・暖かな家づくりと、薪ストーブの話。
6. 「上棟式」という特別な時間。
5. 私たちが地鎮祭(じちんさい)を大切にする理由。
4. 大工として神社の仕事に関わるということ。
3. 幸手の桜・権現堂桜堤
2. 「現代の家守り」を目指して。古くて新しい挑戦。
1. 新ブランド『芦葉工藝舎』について