手しごとのコラム

18. コミュニケーションを育む「本棚」。

18. コミュニケーションを育む「本棚」。

「秋の夜長」という言葉があるように、日の入り時間が早くなるこの時期は、
一年の中で最も読書に適していると言われてきました。
今回は「読書の秋」にちなんで、本棚に関するお話をしたいと思います。

家づくりの際、お客様から必ずお聞きしている項目のひとつが、
「所蔵している本の種類や数」です。

人によっては、所有物の中でも大きな割合を占める本。
家をつくったあとに本棚を購入すると、既にある本の高さや量に合わなかったり、
本棚そのものが家の雰囲気に合わないなどの問題が生じることがあります。

そこで芦葉工藝舎ではなるべく、造り付けの本棚を設計するようご提案しています。
今ある本の種類や数はもちろん、今後どの程度、
どんな本が増える可能性があるのかなど、本に関する情報をヒアリングし、
家全体の印象や生活動線にもフィットする、
その家と、その家族のためだけの本棚をつくってきました。

1090.jpg

その中でも特に人気が高まっているスタイルがあります。
それが家族でつくり、共有する図書室、「ファミリーライブラリー」です。

寝室の中心にテーブルと本棚をつくったり、
2階からの吹き抜けを利用して
日光のもとで読書ができる空間を設けたり......

「家族とのコミュニケーション」が
家づくりにも求められるようになった今、
「家族と読書を楽しめる空間」にも注目が集まっているのです。

IMG_2349.JPG

家族それぞれのお気に入りの本が並ぶ棚を眺めたり、
同じ本を読んで感想を語り合うことで、
家族が何に興味を持っているかを改めて知るきっかけにもなるはず。

工夫次第で、みんなと楽しむことができる読書。
あらゆる読書スペースをつくってきた私たちなら、
その家らしい「本のある暮らし」をご提案することができます。

- 記事リスト
47.地域工務店が生み出す、出会いの場、地域の輪。
46. 「豊かな住まい方」を提案するコンセプトハウス
45. 美しさや特徴を引き立てる、柾目のレッドシダー。
44. 大工と人との関係を深める、「こども大工さん」。
43. 暮らす人の心に寄り添う、現代の「床の間」。
42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。
41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。
40. 家と一緒に、季節を楽しむ。
39. 「和紙」の魅力、「壁紙職人」の腕。
38. 百年先まで続く価値を持つ「欅」の魅力。
37. 大工たちが"一番"に望むこと。
36. 家という"物"を大切に扱うために。
35. 人と大工の関係性が、郷土愛を育む。
34. "対話"ではじめる、大工の育成。
33. 思い出を、"思い返す時間"を楽しむ。
32. 住む人の愛情で変化する「家の寿命」。
31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。
30. 住むほどに、価値が磨かれていく家。
29. 技術を継承し、存在を伝え続けるために。
28. 千年を超えて受け継がれてきた日本の「黄金比」。
27. 思い出を活かし、想いを受け継ぐ。
26. 「家は道具である」という視点
25. 木の「個性」を見極める在来工法。
24. 目には見えない心地よさ。"素材感"を磨き抜く。
23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。
22. 家守として、地域のためにできること。
21. 伝統の技が息づく「現代の和室」。
20. 光を取り込む知恵と工夫。
19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。
18. コミュニケーションを育む「本棚」。
17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。
16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。
15. 風を感じて、家をつくる。
14. キッチンは"つくる場"から"過ごす場"へ。
13. 実用的に楽しむ、現代の土間。
12. 花を飾る。季節と暮らす。
11. 庭の景色と、家づくりの関係性。
10. 家具から家を考える、ということ。
9. 新年を迎えるかたち。
8. 年末の大掃除と、日頃のお掃除の関係。
7. 霜降の季節に寄せて・・・暖かな家づくりと、薪ストーブの話。
6. 「上棟式」という特別な時間。
5. 私たちが地鎮祭(じちんさい)を大切にする理由。
4. 大工として神社の仕事に関わるということ。
3. 幸手の桜・権現堂桜堤
2. 「現代の家守り」を目指して。古くて新しい挑戦。
1. 新ブランド『芦葉工藝舎』について