73.街の景色をつくりかえる。コンセプトハウスという挑戦。
芦葉工藝舎では、これまでに2棟のコンセプトハウスを手がけてきました。
現在は3棟目を建設中で、4棟目についても既に計画を進めています。
コンセプトハウスを建てたきっかけは、
長年空いている家や土地をそのままにせず、生かして、
新しい風景をつくりたいという想いがあったから。
幸手の街を活気づけるためにスタートしたのが
すべてのはじまりでした。
これまでのコンセプトハウスはどれも新築として建ててきましたが、
次なる私たちの挑戦は、リノベーションによる空き家の再生。
とある鉄筋コンクリート造りの家に、
私たちが培ってきたデザインの力や伝統的技術、
木の知識を組み合わせることで、
まったく新しい家へと生まれ変わらせようとしています。
日本古来の建築技術を取り入れながら、
現代のニーズに沿った木の家をつくってきた私たちにとって、これは大きな挑戦。
しかし今後、こうした家と出会う機会が増えることを見据えて、
再生を試みることにしたのです。
新しいかたちのリノベーションの完成を、
ぜひ楽しみにお待ちください。