手しごとのコラム

17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。

17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。

毎日使う場所ほど、自分のお気に入りの空間にしたいもの。
自室やリビングはもちろん、洗面所やトイレなどの場所も例外ではありません。

使いやすさに加えて、「心地よさ」や「癒やし」も追求したい。
そんな声とともにオーダーが増えている空間、
それがパウダールームです。

メイクや着替えなどの身支度を整えるパウダールームは、
1日の美の基準をつくる大切な場所。
だから私たちも、「美しさ」の基準をより高めて設計に臨んできました。

例えば、壁や床の継ぎ目をつくらないよう素材には無垢のみを使用し、
使う人の好みのカラーやスタイルを活かしたアクセントタイルを活用。

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背丈に合わせて鏡や椅子を配置し、
安らぎを与えてくれる杉や檜を効果的に使用するなど、
そのスペースを最も多く使う人の目線を大切にしながら、
細部まで徹底して丁寧に仕上げていきます。

もちろん見た目だけではなく、使い心地にもあらゆる工夫を凝らしています。

屋外と変わらない自然な明るさが保ちながら、
空間の広さに合わせた間接照明を設置。

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影にならない角度や位置を考え、
光が直接視界に入らない、メイクに適した明るさをつくりだします。
また、小物の出番が多いことから、
収納スペースは取り出しやすさ、仕舞いやすさまで考えた設計に。
使う人の背丈なども踏まえつつ、スムーズに身支度できるようにしています。

「誰がその場所を使うのか」「どんな気持ちでその場所を過ごしたいのか」など、
その家に住む人の特徴や想いを理解し、素材選びや設計段階から取り入れる。
そうすることで「居心地のよさ」「使いやすさ」のどちらも満たした、
お気に入りの空間を生み出しているのです。

- 記事リスト
47.地域工務店が生み出す、出会いの場、地域の輪。
46. 「豊かな住まい方」を提案するコンセプトハウス
45. 美しさや特徴を引き立てる、柾目のレッドシダー。
44. 大工と人との関係を深める、「こども大工さん」。
43. 暮らす人の心に寄り添う、現代の「床の間」。
42. 日々触れる「建具」にこそ、一工夫を。
41. 地震大国で確立された「木組み」の技術。
40. 家と一緒に、季節を楽しむ。
39. 「和紙」の魅力、「壁紙職人」の腕。
38. 百年先まで続く価値を持つ「欅」の魅力。
37. 大工たちが"一番"に望むこと。
36. 家という"物"を大切に扱うために。
35. 人と大工の関係性が、郷土愛を育む。
34. "対話"ではじめる、大工の育成。
33. 思い出を、"思い返す時間"を楽しむ。
32. 住む人の愛情で変化する「家の寿命」。
31. 絵を飾る。それだけで暮らしが変わる。
30. 住むほどに、価値が磨かれていく家。
29. 技術を継承し、存在を伝え続けるために。
28. 千年を超えて受け継がれてきた日本の「黄金比」。
27. 思い出を活かし、想いを受け継ぐ。
26. 「家は道具である」という視点
25. 木の「個性」を見極める在来工法。
24. 目には見えない心地よさ。"素材感"を磨き抜く。
23. 私たちが積極的に考える"パッシブデザイン"。
22. 家守として、地域のためにできること。
21. 伝統の技が息づく「現代の和室」。
20. 光を取り込む知恵と工夫。
19. あえて「子ども部屋」をつくらない理由。
18. コミュニケーションを育む「本棚」。
17. 美しさの基準をつくる、パウダールーム。
16. 「現代の家守」が手がけるリノベーションとは。
15. 風を感じて、家をつくる。
14. キッチンは"つくる場"から"過ごす場"へ。
13. 実用的に楽しむ、現代の土間。
12. 花を飾る。季節と暮らす。
11. 庭の景色と、家づくりの関係性。
10. 家具から家を考える、ということ。
9. 新年を迎えるかたち。
8. 年末の大掃除と、日頃のお掃除の関係。
7. 霜降の季節に寄せて・・・暖かな家づくりと、薪ストーブの話。
6. 「上棟式」という特別な時間。
5. 私たちが地鎮祭(じちんさい)を大切にする理由。
4. 大工として神社の仕事に関わるということ。
3. 幸手の桜・権現堂桜堤
2. 「現代の家守り」を目指して。古くて新しい挑戦。
1. 新ブランド『芦葉工藝舎』について