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栃木県の大谷町で採掘されることからその名がついた「大谷石」。
耐火性や防湿性に優れ、古くから日本の住建築に活用されてきました。
大谷石の魅力は、経年と共にその表情を変えること。
採掘直後は青みがかった印象ですが段々と白の印象が強くなり、
年月をかけて赤茶色の独特な雰囲気へと変化していきます。
これは斑点部分に含まれる鉱物によって生じるもの。
奥ゆかしくも品のある風合いは、和の雰囲気によく馴染みます。

例えば、建物の外観。
京町家をイメージした日本料理店では、店の正面に大谷石を採用。
無垢材や照明との相性を考えながら、丁寧に仕上げていきました。
芦葉工藝舎のコンセプトハウス6でも
正面入口にて大谷石を贅沢に使用し、反響をいただいています。
また、屋内の床材や薪ストーブ台、テーブルの脚など、
あらゆる用途に活用できるのも、加工がしやすい大谷石の魅力です。

デザイン性に富んだタイルなど建材の選択肢が豊富な今、
あえて大谷石を選ぶ人は少ないかもしれません。
でも、木のやわらかさと大谷石の個性を合わせた
あの独特な雰囲気を知れば、第一候補にもなり得るはず。
「大谷石を使った作品をもっと見てみたい」という方や
「うちに大谷石を取り入れるならどんな方法があるか」を知りたい方は、
芦葉工藝舎のギャラリーをのぞきに来てください。
ここでは語りきれない大谷石の魅力を、丁寧にお伝えします。