number 118
月日が経つのは早いもので、
間もなく2026年が始まろうとしています。
2025年の話題と言えば、大阪・関西万博の開催。
会場シンボルである「大屋根リング」にも大きな注目が集まりました。
あれを見て、木造建築への期待が高まった方も多いのではないでしょうか。
芦葉工藝舎は以前から木造の大規模建築に積極的ですが、
世界最大を謳う木造デザインをこの目で見たことで、
作り手としての熱量をより高めることができました。

さらに本年を語る上で欠かせないのが「若手の成長」です。
特に、設計のリーダーを担える人材が増えたと感じる一年でした。
芦葉工藝舎ではお客さまとのヒアリングを終えた後、
まずは全体の方向性を全員で話し合い、個々にアイデアや企画を考案。
その中から、実際にご提案する設計プランを厳選していきます。
ベテランの視点は洗練された美しさや安定感がありますが、
若手の視点は自由な発想や新鮮なアイデアが豊富。
唯一無二の個性に、頼もしさすら感じるほどです。

自分のデザインをお客さまに選んでいただけた瞬間に見せる
嬉しそうな表情は、まさに成長の証。
来年は若手からどんな新しい魅力が生まれるのか、
今から楽しみで仕方がありません。
みなさまどうか、彼ら成長と私たちのこれからにご期待ください。
2026年も、芦葉工藝舎をどうぞよろしくお願いいたします。